BLOG船を作ろう

ガット船進水式

2021.09.22

先月の話になりますが
ガット船の進水式記念用の
絵を描かせていただきました。
看板屋と船舶の融合がこんなところにも
活かされてます(笑)
記念品としても展開できますので
滅多にない記念すべき日に一生残る思い出に
如何ですか?


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訪船日記

2021.09.15

先日、造船所時代に建造しました船舶にご挨拶に行き
船長、機関長と打合せを行ってきました。
ドック入りした際のオーダーについて
メーカー様との調整役をしてきました。
船舶のご相談も承っております。
鹿児島での設計は弊社だけです!


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船を作ろうVo3

2021.06.18

船をつくろ第三話
前回の終わりに話をしました。
重量の出し方について
お話したいと思います。

基本浮力とは
海水などの流体中にある物体に重力とは逆の方向に作用する力である。
アルキメデスの原理にというものになります。
要は重力とそれに反発する力が等しいときに海水の上に浮くという単純な原理です。
そこから排水量を出していくのですが
LxBxD=排水量
排水量x海水比重=船の重量

重量を出したいときにはこれにCB係数やCNをかけて
船殻重量や、船の重量を出します。

仮に35Mのタグボートがいたとします。
長さ35mx幅6mx深さ2.3mとします。
35x6x2.3xCB係数0.72=347.76 
これが船の重さになります。

また、目安として船殻の重量を出したいときは
35x6x2.3xCN(キュービックナンバー)0.35x55%=92.9トンが
だいたいの船殻重量になります。

こうして、類似船があれば船は大体の重量や大体の排水量を求めることができます。
これを基に見積もりを算出したりすることもあります。
船舶は大体1.5年前に計画設計をし建造にもっていきます。
図面もない中で見積もりを出すのはざっとした内容にしかならないですが
類似船があるために価格も船殻重量も打倒なところに落ち着きます。
また、今は鋼材価格が高騰しているので建造費用がアップしている造船所もあります。
船価の変動はこうした情勢や各造船所の船台の空き状況により決まります。
船を作る際はその辺も考慮すると造船所選定もできるのではないでしょうか?
参考にしてみてください。
それではまた


船をつくろうVor2

2021.06.09

第二話
船の用語にて船を知ってる風にいう言葉を書いておきたいと思います。

船にはオモテトモ、ポートスターボードと方向に名前があります。
船首(オモテ)とは、船体において通常の航行時に進行方向の前方の部分である。
船尾(トモ)とは、船体において船首の反対側の部分である。
右舷とは、船体において船尾から船首に向かって右側の側面(や端)であり、スターボードサイド(starboard side)とも言う。スターボード(starboard)とは、ステアリングボード(steering board)すなわち舵取り板のことであり、舵取り板を右舷船尾に装備していた時代から現代に由来した呼称である。右舷側に舵を切ることを面舵という
左舷とは、船体において船尾から船首に向かって左側の側面(や端)であり、ポートサイド(port side)とも言う。港に係留する際、舵取り板が装備された右舷側は陸付けに適さなかったことから、左舷側をもって係留したことに由来する。左舷側に舵を切ることを取舵という。

トン数ってよく聞くと思います。トンとは酒樽のことです。 酒樽を課税させていたことが由来なのですがトン数と課税には深く関係があり現在も
船主にとって課税計算はトン数で行われるため、出来るだけ少ないトン数の方が経済的となることがあります。

日本には国内トン数というものがあり乾舷甲板と上甲板とを分けて二層甲板船の船がほとんどです。なので海外に売船したときは、総トン数(国際トン数)になりますので総トン数が倍近くなることもあります。
また今度国際トン数の換算式なんか興味がありましたら載せておきます。
暗車注意って言葉があるんですが、一説には坂本龍馬がつけた名前という説もあり

歴史的にも船はまだ浅いのです。
これからどんどん進化していき自動化船なんかも出てくると思います。

次回は船の重量の出し方でも書いてみたいと思います。
それではまた!

船を作ろう第一話

2021.05.31

やっと更新できます。
いつもご覧くださりありがとうございます。
このブログでは、船が出来るまでと
船って色々あるんだ!など
私なりの観点から書いていこうと思います。
私のいうことがすべてではないのも承知の上でご覧いただければと思います。

皆さん、一回は【船】というものに乗ったことがありますか?
鹿児島には薩摩半島と大隅半島を結ぶフェリーが3種類あります。
また日本は島国です。
日本の物流の大半は船で輸入していることになります。
そう思うと、船っと日本にとってとても重要な役割をしていますよね?
船舶の種類って色々とあるのですが
今回はその中の「商船」について
お話したいと思います。
商船にも種類がたくさんあります。笑
ざっと思いつくだけ書いてみます。
旅客船、貨客船、貨物船、コンテナ船、油送船、冷凍運搬船、タンカー
フェリー、RORO船、石炭船、チップ船、セメント船、石炭石船
ラッシュ船、アスファルト船、LPG船、LNG船
などなど
ええ結構あるんです。初めて聞いた船もあるんじゃないでしょうか?
その船を作っているところを造船所といいます。
造船所も日本には200以上の造船所があります。これも意外と知られてないです。
小さい造船所もあれば、200m級の船舶を建造する造船所まで
さまざまです。
その造船所で設計をしていた私が船について語るのですから
そりゃ、大学出て頭よくないとできない
なんて思ってませんか?
私最終学歴CADの専門学校なんです。
大学出てなくても船の設計って出来るんです!!
意外でしょ?船の設計って難しいって
さっきの船紹介の時に思ったでしょ?
そうなんです。私も造船所入るまで知らなかったです。
ましてや、桜島フェリーくらいの船しか見てない世界で生きてきたので
造船所で作る船の大きさにビビりました。
とにかくスケールがでかい!
そう僕みたいな人たちに興味を持ってもらいたくて
「船を作ろう」ってブログを書こうと思ったんです。

このたわいもないブログに興味を持ってもらって
更新を楽しみにしてくれている人がいる限り続けたいと思います。
それでは今回はこの辺で